7th September 2011

Quote reblogged from clione clitiques

あと、アサヒビールの丸山高見さんのところでは、人事よりもむしろ労組専従時代のエピソードが大変面白い。若き「血気盛んな」丸山さんが組合のオルグとして各支部長と激しくやり合っていたころ、

>そんな丸山氏が、深く内省を強いられる場面に遭遇する。中央執行委員会の席上、支部幹部との打ち合わせの報告を求められた丸山氏は、支部と認識が会わないことについて、特に支部長とのやりとりを細かく説明した。そして、「支部長の発言は明らかにおかしい。自分は決して間違っていないと思います」と訴えた。ただし、自分の主張は正しいと思いつつ、内心は「お前、違うだろう」と言われることを覚悟していた。ところが、丸山氏の言い分をじっと聞いていた委員長は、「丸山、お前は正しい」と言った。その瞬間、「全身から一挙に汗が噴き出た」という。

>「『お前、違うだろう』と言われると思っていたら、『お前は正しい』と言われました。その瞬間、『ああ、俺は間違っていたな。俺は支部に何しにいったんだろう』と思いました。営業で言えば、得意先に行って喧嘩をしてきたみたいなものです。得意先の気持ちを掴んで、アサヒを売ってもらうのが営業です。同じように、労組での私の役割は、『支部と一緒になってやろうぜ』と言う状況を作り出すことがミッションではなかったか、と。にもかかわらず、論理で喧嘩するばかりで、自分は一体何を目的に行ったのだろうと思いました」

これは、もう人事や労組を超えて、人間が人間を説得するというのはどういうことなのか、という本質的な問題に触れていますね。

心に沁み入りました。

Source: eulabourlaw.cocolog-nifty.com