好きだから、練習する。ビデオゲームが好きな男に、「毎日ゲームをするのですか?」と聞くのと同じだ。ギターは難しすぎる、という子供たちに、オレはそれを伝えようとしている。例えば、ビデオゲームをやって、あるレベルに達したが、どうしてもクリア出来ないポイントがあり、『あそこでいつも死んじゃうんだよな』と悩むとする。「Heartbreaker」や「Stairway to Heaven 」のソロを練習するのも、それと同じだ。繰り返すことが肝心なんだ。何度も、何度も、何度でもやるんだ。そうしたら、いつかできるようになる。オレは、練習を練習と捉えたことがない。繰返すが、ビデオゲームが好きなガキと同じだ。オレはギターが好きだから弾いている。練習という言葉には、仕事じみた響きがある。オレはギターを弾くすべての瞬間を楽しんでいる。ヤンキースの試合を観ていても、ギターを手に、スケールをなぞったり、パターンを弾いたりする。酒を飲んでいた頃でも、そうやって、「こういうの、最高だよな」と悦に入っていたものだ。